【ええ話】レディースの女「付き合って下さい」ヘタレ俺「すみません…」→数日後、黒髪で薄メイクの子に告白されて・・・


俺 当時19歳 童貞 ヘタレ ビビり



嫁 当時17歳 レディース ヤンキー


当時の俺、地元の駅前にあるコンビニでバイトをしていた


そのコンビニの前にあるロータリーには、当時既に天然記念物だった


リーゼント特攻服の族のお兄さんとお姉さんがほぼ毎日たむろしてた


 



出典:

 


俺は毎回ビクビクしながら出勤し、外に水を撒けと言う


店長を恨みながら夜間バイトに勤しんでいた


俺が当時バイトでよく組んでたのは同い年の男


この人、かなりのナルシスト


何でも、これまで狙った女を逃したことがないとか、


処女二桁食いしたとか、男数人に囲まれて


返り討ちにしたとか、俺がその気になれば


ヤバい奴が数十人集まるとか、武勇伝をひたすらに語ってた。


今思えばしょうもない男だけど、当時の俺は童貞で


ヘタレだったから、その男を普通にスゲーって思ってた


その店には、外にたまってた族の兄ちゃんや姉ちゃんが


よく飯やら飲み物やらタバコを買いに来てた


たぶん店の売り上げにかなり貢献してたと思う


でもビビりな俺はビクビクしながら毎回レジを打ってた


けどナル男は普通に族の兄ちゃん達と談笑しながらレジしてた


それ見て、俺更にナル男スゲーってなってた


でも、ある日事件が起きた。


 


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その日、いつも通り俺は外にたまる


族の人達にビクビクしながらバイトしてた


そしてバックヤードでジュースの補充をしていた


そしたら、なんか店内が騒がしい


声的に「テメー殺すぞ!!」だの、


「表出ろ!!」やら、


凄まじく恐ろしい怒声が飛び交ってた。


恐る恐る店内に戻ると、見るからにブチギレ表情の


族の兄ちゃんが、なんとナル男の胸ぐら掴んで怒鳴ってた。


ナル男は死にそうな顔になってて、今にも泣きそうになってた。



出典:

怒鳴り声を聞いてたら、そうなった理由が何となくわかった。


どうも、族の兄ちゃんが彼女さん(スンゲエ美人)を連れて


店に入って、ナル男がレジする時に、調子にのって


その兄ちゃんに「お前の彼女くれよ」って言ったらしい。


 


普通に考えれば、大して仲良くない男から


そんなことを言われたら怒るのは当然。


特に相手は族の兄ちゃんで、周りの族の人が


敬語使ってたところを見ると、かなり権力が上の人だったみたい。


ブチ切れた族の兄ちゃんは、胸ぐら掴んだままナル男を外に連れ出してった


店内に残された俺は呆然


その時、店の中に他の客もいなくて、店長も不在


冷静に考えれば、そこで迷わず110番だろうけど、


俺は完全にテンパってた


それで、これまた恐る恐る外に出て、


ナル男が連れてかれた場所に行ってみた


そしたら、そこの光景を見て鳥肌立った


 


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壁際に立たされたナル男を


十数人の特攻服を着た兄ちゃんが取り囲んでた


ナル男は泣きながら「すみません!」って叫んでたけど、


空気的に完全にこれからリンチされること必至だった


俺、更に焦りまくり


 


ヘタレな俺は、すぐにその場からの離脱を考え少しずつ後ろに下がってた


けど、そん時に死んだじいちゃんの言葉を思い出した


俺は小さな頃からじいちゃんっ子だったから、いつもじいちゃんにべったりだった


そんなじいちゃんもその1年くらい前に死んじゃったけど、死ぬ前に俺に言った言葉がある


「困ってる知り合いがいたら、出来る限り助けろ。じいちゃんと約束しろ」


俺、じいちゃんと指切りして約束してたんだ


それを思い出したら、なんかこのまま逃げたらじいちゃんに怒られるって思った


だから俺、それまで一度も出したことなかった


勇気みたいなのを振り絞って、その兄ちゃん達のところに行ったんだ


俺が人波をかき分けて、ナル男の前に出ると、


さっそく族の兄ちゃん達がスンゲエ怖い目で俺を睨み付けてきた


「なんだよお前!!」「さっさと消えねえと殺すぞ!!」



出典:ameblo

俺、チビりそうになってた


それでそっから、必死に頭下げた


「すみまんせんでした」


「こいつも悪気があったわけじゃないんです」


「許して下さい」


なんで俺がこんなことしなきゃいけないんだって


思いながらも、必死に謝ってた。


最初の方は俺も胸ぐら掴まれたり、突き飛ばされたりも


したけど、それでも必死に謝って土下座までした


ずっとそれをしてたら、最初にナル男の胸ぐら


掴んだ兄ちゃんが「もういい」って言ってきた。


 


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その言葉で、他の族の兄ちゃんが


ぞろぞろと離れて行って、最後に兄ちゃんが


「お前に免じて許してやるよ」って俺の肩叩いて言ってきた。


 


俺、その人にまた必死にお礼を言った


それで、ナル男の方にいったら、ナル男はガクブルしてた


しかも俺に、「来るのが遅いんだよ」なんて毒吐いてきた


まあ安心したからだろうって俺も気にせず、そのままバイトに戻った


ちなみに、ナル男は体調不良とか言って途中で帰った


それから数日たった頃、また告白された


 


今度は黒髪で服装も綺麗な感じ


薄めのメイクだったけど、かなり可愛かった


でも、よく見たら見覚えがある人だった


その人、先日告白してきた族の姉ちゃんだった


イメージが180度変わってて、最初全然分からなかった


曰く、


「族に入ってる人とは付き合えないって言われたから、抜けました」


という。そん時は知らなかったけど、族を抜ける時に


レディースの人と少しもめたらしい


でも、頭の人と仲が良かったらしく、事情を話したら


特に痛い目を見ることもなく抜けれたらしい


 


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そんなことがあったなんて知らないヘタレな俺は、


やっぱりその後が怖くて、適当に話をはぐらかしてた


それからちょくちょく嫁はコンビニに顔出してたけど、


いつも隠れたり返事をはぐらかしてた


まったくもって、ヘタレだった


ちなみに俺が嫁に言ったのは、


「俺みたいなブサメンじゃ、あなたみたいな子とはつり合いが取れない」


って意味だった


決して、「族の人なんて嫌です」とは言ってない


そんなこと言ったら殺されると思ってたし・・・


ある日、いつも通りにバイトしてたら、これまたいつも通りに俺のレジに嫁が並んでた


俺としては、マジでそろそろ勘弁してほしいって思ってた


このまま断ったらリンチくらうかもしれない


かと言って付き合ったら何されるか分からない


そんな感じになってた


そしたら、その日一緒にバイトしてたナル男が動いた


嫁に向かって、


「そんなヘタレでショボイ童貞なんてほっとけ。俺と付き合え。ぜったい楽しいから」


みたいなことを嫁に言いだした


どうやらナル男、イメチェンした嫁を狙っていたようだ


カチンとは来たけど、やっぱヘタレだった俺は黙って下向いた


そしたら、いきなり店内にパンって音が響いた


 


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嫁が、カウンターから身を乗り出してた


ナル男の頬を引っ叩いてた


唖然とする俺とナル男


怒り心頭の様子の嫁


時間も夜遅いかったから、


店内には俺と嫁とナル男しかいなくて、


なんか以上に静まり返ってて、


無駄に保冷機のモーター音が響いていた


そしたら、嫁が怒鳴る


「なんでアンタがこの人(俺)にそんなことが言えるわけ!?


アンタ、この人に助けてもらったんだろ!?」


それ聞いて、すぐにこの前のナル男リンチ未遂事件を思い出した


嫁はさらに続ける


「この人ね!!アンタのことなのに、この人にとって


まったく関係ないのに、必死に謝ってたんだよ!?


体中震わせながらビビりまくって、今にも


泣きそうな顔になって、それでもアンタのために謝ってたんだよ!?


アタシがホレたのは、そんなことが出来るこの人だけ!!


アンタみたいなクズなんて眼中にないんだよ!!」


 


なんか、俺の方が凄まじく恥ずかしくなってきてた


周りから見ても、やっぱそんな感じだったのかぁ・・・


みたいなこと考えてた


片やナル男は、シュンとしてた


それからすぐ、ナル男はバイトを辞めた


それからナル男がどうなったのかは知らない


一方俺は、俄然火が点いた嫁に毎日のように


アタックをかけられ、根負けして付き合うことになった


 


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・・・とは言っても、


彼女いない歴=年齢だった俺が


きっちり嫁をエスコート出来るはずもなく、


毎回嫁が俺を連れまわすような感じになってた


その中で、散々嫁に言ったことがあった


「俺みたいなブサメンと付き合っても、なんもいいことなんてない」ってでも嫁は、いつも笑顔で答えてた「いいことが多すぎるから付き合ってる」って


なんか、そんなことをいっつも言われてたから、逆に俺の方がホレこみ始めてた


ちなみに嫁は、完全にレディースとは関わらなくなっていた


まあ友達の女の人は、みんなそっち系の感じだったけどでも友達はみんなことの経緯を知ってたみたいで、俺にもフランクに接してくれた


それから数年付き合いを続けていた


ヘタレな俺はなかなかそれ以上の踏ん切りをつけずにいた


それでも、嫁は辛抱強く待っててくれた


で、1年くらい前に、ようやく嫁にプロポーズ出来た


嫁、泣きながら返事してくれた


それ見て俺も泣いちゃった


親への紹介も滞りなく終わった


なお、嫁の親父さんは凄まじく強面だった


Vシネマに出てきそうな人って言ったら分かるかな?


しかし話してみれば優しくて面白い人だった


「嫁を裏切ることをしたらぶっ殺す」って言われた時はブルッたけど


そんなこんなで、今嫁が妊娠してる


嫁が言うには、あの日たまたま俺が謝ってるところを見て、


他人のためにあそこまで出来ることにホレ込んだとか


今は嫁は昔の面影なんてほとんどないし、俺の友人も


まさか昔レディースに入ってたなんて夢にも思わないだろう


・・・怒ると凄まじく怖いけど


とりあえず、今幸せです。