
ピアニストであり、第二次世界大戦に従軍した退役軍人であるエドワード・ハーディさん。
認知症を患ったハーディさんは、介護施設に入ることになり、孤独を感じる日々を過ごしていました。
ある日、介護施設の職員の力を借り、ジャムセッションを行う仲間を求める広告を出すことにしました。
すると、彼の想像をはるかに越える反響が巻き起こったのです!
イギリス全土、80人以上のミュージシャンから一緒にと演奏することに「喜んで協力する」という連絡があったのです。
「こんなに多くの方々が、それも無償で、私と音楽を創ってくれるなんて驚きだよ」
とハーディは、イギリスのニュースサイト「SWNS」で話しています。
そしてハーディにとって最大のサプライズも待っていました...。
なんと35年以上前に連絡が途絶えていた、かつてのバンド仲間3人からも連絡があったのです。

ハーディさんは
「昔のバンドを再結成できることになったのは、本当に素晴らしいことだ」
「演奏したくてたまらなかったんだ。演奏してみて、気分が良くなったし若返ったような気がするよ」
と語りました。
新たなバンドは、2016年に本格的な再結成ライブを介護施設で行うことを計画しているといいます。
音楽は、認知症の患者に良い効果があることが知られているので、本当に素晴らしい出来事だと思います。