「台南地震へ募金なんかするより、台南人がもっと喜ぶ応援方法を…」台湾現地に住むブロガーの訴えかけが大反響!

台湾

台湾南部で2月6日午前3時57分ごろ(日本時間6日午前4時57分ごろ)、マグニチュード6.4の地震が発生しました。
台南市のビルが倒壊・損傷して大きな被害が発生し、8日昼時点で、死者は38人、行方不明者は120人を超えており、懸命の救助活動が続いています。

台湾に甚大な被害を与えたとされている今回の地震。

東日本大震災の際は日本に200億円という多額の義援金を送ってくれた台湾の人々に対し恩返しの時だ!という声が拡散され...
甚大な被害を受けたとされる台湾へ続々と寄付する日本国民が続出しました。

実際にYahoo!基金の『台湾南部地震緊急支援募金』では現時点で一億円を超える基金が集まっています。

ヤフー基金
台湾南部地震緊急支援募金

Yahoo基金以外でも多くの義援金が台湾に送られています。




しかし。。。。
現在、台南に在住する日本人によるブログが注目を集めています。

日本人のみなさんへ。台南地震へ募金なんかするより、台南人がもっと喜ぶ応援方法を台南在住のぼくは伝えたい


現地に住む日本人ブロガーの前原和裕さんは、日本の報道のありかたについて大きな違和感を抱いたと言います。
そして、前原さんの言葉に耳を傾け、考えを改めさせられた日本人が急増しているのです。



前原和裕さんの訴えかけは以下の通り。



今回台湾の南部で地震があって日本から募金が集まっているみたいなんですが、極論を言っちゃえば、別に募金しなくてもいいんじゃないの?

と、いま台南市に住んでいるぼくは思うんです。


現地に住んでいるからこその視点で話は続きます。



今回の台南の地震の被災状況って、東日本大震災と比べ物にならないくらいの微弱な影響なんですよ。
なのに、日本では「3・11の東日本大震災と比べて募金が少ない!」だの、「台湾の一世帯あたりで募金いくらしてくれた」だの言い出す人もいて、住んでいるぼくとしてはギャップばかり感じています。

たしかに募金するのはありがたいんですが、極論募金なんかしなくてもいい。でももっと大切なことを台南に住んでいる日本人のぼくは伝えたいんです。
水を差すようで悪いのですが、現地に住んでる人間として言わせてください。

まず最初に募金しなくてもいいと言いましたが、決してぼくは今回の震災の影響で亡くなった方のことを忘れているわけではありません。本当に今回の震災の影響は痛ましいと感じています。

2016年2月8日2時現在、今回の地震の影響で亡くなられた方は29名。今後100人以上増えるかもしれない可能性をはらんでいます。予断は許されません。

特に2月8日の今日は台湾の旧正月なので、それを家族で過ごすために多くの人が田舎に帰ってきました。ここ台南市でもそうです。楽しい旧正月間近にこんな被害に遭って、ぼくは台湾人の友達もいるので、悲しみを想像すると苦い顔をせざるを得ません。

ただ今回、日本のニュースで流れたビルの崩壊映像は台南市のごく一部です。いや、7棟が崩壊して、そのうちの1つのビルが大惨事を引き起こしています。

現にニュース見ても亡くなられた方の29名中、2名が他の場所で亡くなられ、残りの27名はビルの崩壊の影響で亡くなられました。

残り120名以上も救出作業を待っていますが、これから亡くなられる方が増えるなら、このビルの崩壊で閉じ込められた方です。ちょっと考えたくないのですが……。

なので、今回の震災で亡くなられた被災者というのは、一つのビル「だけ」の影響です。

たしかに亡くなられた台湾人の方の命は尊いし、そこには亡くなられた方の数だけの人生があります。その気持ちはわかる。そして募金してくれればたしかにありがたい。

しかし台南の現地にいるぼくらは普通に生活しているし、ビルの崩壊ばかりテレビに写されても困るわけです。だってぼくらの半径3キロ以上見渡しても、どこもビルなんて崩壊してないんですから。



日本の過剰な報道により、イメージとしては「今回の地震は東日本大震災クラスに大きい地震だ」という誤った認識を持ってしまう事を危惧しています。



今回の震災で亡くなられた被災者というのは、一つのビル「だけ」の影響。

このビルについても手抜き工事が原因であることは既に報道されており、皆さん周知の通りかと思います。
つまり東日本大震災と比較する事自体が間違っており、今回の地震については震災というよりも人災であったというのが事実なのです。

では、日本の過熱報道により台湾人が困ることは何でしょう...

そうなんです『風評被害』です!!



ぼくは募金と募金でつながるより、リアルに日本人が台湾に来て、台湾と台湾人の良さと優しさを感じてほしいと切に願ってます。

募金と募金を通す作られた日台交流のイメージより、本物の台湾と台湾人とふれあったほうが楽しいんじゃないか?って。そしてたかだか数千円から数万円の募金より、台湾まで足を運んでくれたほうがよっぽど深い台湾人との交流ができるハズです。

そう、今台南人が日本人にしてもらって喜ぶのは、募金ではなく台南への観光だと思います。

日本から台湾までわずかLCC (格安航空会社)で往復2万円で行けるので、ぜひ台湾に来てみてください。台南でお待ちしています。

歓迎光臨台南! (ようこそ台南へ!)

ではまた。

PS 2月8日台湾時間の午前11時。ようやく断水が復旧しました!これで普通の台南生活になります!ありがとう、復旧してくれた台湾人のみなさん。

これでいよいよいつもの台南ですよ。




前原和裕さんの訴えかけも募金では無く、実際に台湾に観光にきてほしい!という切なる願いが込められておりました。
実は、この風評被害を懸念する声は意外と多く聞こえてきております。














ふなっしーも台湾に遊びに行こうと呼びかけています。




旅行ツアー会社H.I.Sのホームページを確認すると、たしかに3万円程度で台湾旅行ができてしまいそうです♪

参考:H.I.S


もちろん足を運ぶことが出来ないからこその『基金』であることも承知しております。
しかし、これ以上の過剰な報道が続くことで台湾に悪いイメージを抱く人がいるのも事実か。

是非!1人でも多くの方が台湾へ足を運ぶことを切に願います。

これからの合言葉は『そうだ 台湾、行こう。」で決まり!?