小澤征爾さん80歳にして「グラミー賞」初ノミネート・初受賞という、W快挙達成!

小澤征爾

2月16日(現地時間15日)にアメリカ・ロサンゼルスので行われた米音楽界最高峰の祭典『第58回グラミー賞』。

この度、日本人指揮者の小澤征爾氏さんがクラシック部門 最優秀オペラ・レコーディング賞を受賞したとの朗報が飛び込んできました。
これまで数々の賞を受賞し、「世界の小澤」の愛称で親しまれている日本人人気指揮者の小澤さん。
文化勲章などの名高い賞を手にしておりましたが、今まで手にすることのなかったグラミー賞...80歳にして初めて受賞されたのです。

受賞作品は小澤征爾さんが指揮した2013年のサイトウ・キネン・オーケストラ演奏の「Ravel: L'Enfant Et Les Sortilèges; Shéhérazade(ラヴェル:「こどもと魔法」)」という作品。

過去多数のグラミー賞ノミネートを重ねてきた小澤征爾は、8度目のノミネートにして今回初めてグラミー賞を受賞。
過去のノミネート作品がすべて海外録音作品だったのに対し、今回受賞した作品は初の日本録音作品、サイトウ・キネン・オーケストラとしても初ノミネート・初受賞という、W快挙の受賞となりました。

小澤さんは、旧満州・奉天(現中国東北部・瀋陽)生まれ。
1959年に仏ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、73~2002年、米ボストン交響楽団の音楽監督を務めた。
現在は、「セイジ・オザワ松本フェスティバル」の総監督として活躍されています。

小澤さんは自身初のグラミー賞受賞について、「セイジ・オザワ松本フェスティバル」の公式ホームページにて関わってくれた方々に感謝のコメントをしていました。
そのコメントがこちら。

セイジ・オザワ 松本フェスティバル 総監督 小澤 征爾
この「子どもと魔法」は僕の大事な仲間であるサイトウ・キネン・オーケストラとすばらしい歌い手たちと創った作品で彼らのお陰で、充実した練習と公演ができてとても楽しかった。
それが松本のフェスティバルの力なのだと思う。たいへんうれしく、みんなとこの作品を創れたことを誇りに思います。仲間たちとこの喜びを分かち合いたいです。

セイジ・オザワ 松本フェスティバル実行委員会 実行委員長 神澤 陸雄
2013年に上演したオペラ、ラヴェル:「子どもと魔法」が、米国でもっとも権威と歴史のある第58回グラミー賞のクラシック部門「ベスト・オペラ・レコーディング」を受賞したことを大変嬉しく誇りに思います。
思い返せばこの年は、小澤征爾総監督が1年間の休養から復帰した年であり、天皇皇后両陛下をお迎えした記念すべき年でした。
今回の受賞は、これまで支援をして頂いた長野県、松本市そして協賛企業とファンの皆様、なにより運営を支えていただいたボランティアの皆様の支えがあったからこそと感謝と御礼を申し上げます。
これからも、小澤征爾総監督のもとサイトウ・キネン・オーケストラの高い芸術性を世界に発信し続けて参りますので、よろしくお願いいたします。

松本市長 菅谷 昭
第58回グラミー賞のクラシック部門「ベスト・オペラ・レコーディング」受賞につきまして、フェスティバル開催都市である松本市を代表しお祝いを申し上げます。世界最高峰の音楽賞を松本で開催されたオペラが受賞した事は、とても名誉であり「楽都・松本」を標榜する本市にとっても大変喜ばしい事であります。小澤征爾総監督、サイトウ・キネン・オーケストラの芸術性と、フェスティバルを様々な角度から支えた松本市民が評価されたものと受け止めております。本市としましては、これからも引き続き「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」を支援し、開催都市としての関連事業を充実させていきたいと考えております。



日本の偉大な指揮者による音楽が、世界最高峰の「グラミー賞」の栄誉に輝いたことは、本当に嬉しいことですね。

初のグラミー賞受賞、本当におめでとうございます!

また最優秀劇場ミュージカル・シアターアルバムにノミネートされていた俳優の渡辺謙さん主演の「王様と私」は受賞を逃し、同賞は「ハミルトン」に贈られました。