中国「300万円で処女売ります」、制服姿の少女が抱える事情とは?

「約300万円で”処女”売ります」

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2016年11月11日、網易新聞によると浙江省杭州市の地下鉄駅前で制服姿の少女が「20万元(約300万円)で処女売ります」と書かれた貼り紙の前に立ち、通行人の注目を集めたという。

300万円で処女を売らなければならないほど困窮した、彼女の身の上に起こった出来事とは何だったのだろうか?


10日、西湖文化広場駅前で白の学生服(ジャージ)を着た少女が立っていた。少女は雲南省の高校3年生。

少女によると、23歳になる兄が3年前に急性骨髄性白血病を発症。
2014年に借金をして杭州市の病院で自分の骨髄を移植したが、今年の10月に拒絶反応が出てしまったそうだ。
現在は杭州市内の病院に入院しているが治療費がないという。
実家では父親は農業を営み、妹が2人いる。母親は杭州市で兄につきっきりだそうだ。

少女は数週間前にも兄の治療費を稼ぐため、地元の雲南省の街頭でトウガラシを1本1毛(およそ1.5円)で販売し、メディアに取り上げられていた。
この時、赤十字会や一般人からの寄付などの支援があったが、必要な額には遠く及ばなかった。

6日になけなしの金を持って杭州市を訪れ、初めは寄付を募るチラシを配ったが効果が薄かったため、小説をヒントに処女を売ることを思いついたという。

少女は多くの人の注目を集め、付近の道路が一時渋滞となり、警官が駆けつける騒ぎになった。
少女によると、警官は同情してくれたものの、「間違ったやり方だ」と注意されたという。
なお、少女の行動について家族は知らなかったという。

自分の身を犠牲にしてまで、兄を助けたいという少女の思い。
身体を売ったりせずとも、何とかなってほしいと願うのは傍観者の幻想に過ぎないだろうか…。