「やめよう耳掃除!!」米医学会が声を枯らして警告するワケとは?

「やめよう耳掃除!!」米医学会が声を枯らして警告するワケ

Closeup on cotton swabs in hand of woman

Closeup on cotton swabs in hand of woman




気持ち良くてついうっとりしてしまう耳掃除。

ですが、アメリカ耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が警告しているといいます。

一体なぜでしょうか?



「肘より小さいものを耳に入れるな」と英語の諺にもあるように、欧米で耳掃除は「やってはいけない禁断の快楽」です。やるときは「ママに怒られる~」とヒヤヒヤしながら喜んでいたりします。

それでもついついやってしまうのが耳掃除なわけですけれど、そんな罪人のためにアメリカ耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が耳ケアの新ガイドラインを発表し、ゴルァア! 何度言ったらわかる! 耳掃除やり過ぎると「耳垢栓塞」になるってばよ!と再度注意を呼びかけました。

なんでも耳垢(earwax、cerumen)には耳垢なりに、耳の中を適度に湿らせ、チリやホコリが中に入るのをブロックし雑菌の繁殖を防ぐ大事な役目があるので、そんなにゴミ扱いしてとらんでもええわ!と言うことらしいですよ? しかも新しい皮膚細胞が生成されると古いほうから順繰りに出ていく自浄作用もあるのだと、新論文にはあります。余計なことして自浄のサイクルを断つと耳垢がたまって、詰まったり耳が遠くなる症状が出るらしく、そうした症状に悩まされている人は子どもの約10%、成人の約5%にのぼり、高齢者や発達障害を抱える人の間で高くなることがわかりました。

この耳垢栓塞の最新データとあわせて新しいガイドラインの発表に踏み切ったというわけですね。