僕の父は悪名高きテロリスト、だけど僕は平和を選んだ。

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ザック・エブラヒムさんは1993年に起こった世界貿易センタービル爆破に関与したテロリスト、
エル・サイード・ノサイルの息子の話です。

これは去年TED(毎年大規模な世界的講演会を主催している非営利団体)で演説、配信され大変反響を呼びましたが、パリ同時多発テロ事件を受けて再度特集され、もう再び話題を呼んでいます。

はじめはどこにでもある普通の家庭だった。


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エジプト人とアメリカ人の間に生まれたザック氏でしたが、
彼が7歳の頃、父親がイスラムのとある宗派に入信したのです。
ここから彼の人生は大きく変わります。

彼が父親と一緒に射撃場に通い、おじさんと慕ってた人達は皆、
貿易センタービルの地下駐車場に爆発物700キロを運び入れて爆破させた人達でした。



繰り返される転校にイジメ、内気になっていった。


友達が出来てもすぐ転校の繰り返し。
気づけば内気になり、イジメっ子の格好の的になっていたのです。
だから休日も家に篭ってしまい、外の世界から遮断されて生きていきます。
ですから、父親の教えが彼の思考を支配していきました。

様々な人と出会う中で変わっていった価値観。


人種や宗教で人を判断すると教え込まれてきた彼が変わったのは人との出会いでした。

大学のプログラムで仲良くなったユダヤ教徒の子、
夏のアルバイトで出会ったゲイパフォーマー達、
異宗教、多人種の人達・・・

これらは全て悪影響だと父親から教え込まれてきた人達こそ
彼の人生をより豊かにしてくれるものでした。

なぜ彼は危険を晒してまでこの壇上に立ったのか?


彼が実名でこの様な告白をするのは大変危険行為です。

ですがここまでしてでも彼が話す理由は、シンプル。

自分のような考えだった人達が、
他にも良い方法はあるのだと気づいて欲しいから。

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そんな偏見が無くなればきっと、世界は変わる。
それをまだ知らないだけだ。

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