菅田将暉、先輩・成宮寛貴の引退で事務所のプッシュが加速

2016年は9本の映画、2本の連続ドラマ、7本のCMに出演し、しかもどの作品でも重要な役柄を演じて文句なしの“ナンバーワン・ブレイク俳優”となった俳優の菅田将暉。
テレビで観ない日はないほど人気者となった彼だが、”露出激増”の裏には、恐ろしい落とし穴があるようで…。
2017年に入ってからも、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で井伊直政役をはじめ、28日公開予定の「キセキ―あの日のソビト―」で松坂桃李とダブル主演、4月公開予定の「帝一の國」で初の単独主演など、すでに4本の映画が公開予定という超売れっ子の菅田。
映画関係者は彼の魅力を、
「“カメレオン俳優”と異名を取るほど、次から次にいろんな役柄を演じ分けるのが菅田の魅力。チャラい若者から、バイオレンス、ラブコメまで、どんな役にもハマってしまう。おまけに今年は時代劇です。どの役を演じても真剣に取り組むので、キャスティング段階から引っ張りダコです」
と語るほど。
とにかく菅田の演技の“本気ぶり”については、すでに多くの武勇伝がある。
フジテレビ系の月9ドラマ「ラヴソング」では、主役の福山雅治が菅田の迫真の演技を見て「怖い」と評したほど。
さらに、昨年公開されたバイオレンス映画「ディストラクション・ベイビーズ」では小松菜奈に本気のビンタを食らわせ、映画「溺れるナイフ」では役柄になりきるため徹底的に減量したほどである。
「宣伝でバラエティー番組に出演しても存在感を発揮。明石家さんまの番組に出た時には、さんまのために何日もかけて作ったスカジャンをプレゼントするなど、バラエティーでも全力投球です。GReeeeNのライブで彼らの歌を熱唱してもサマになる。今年も菅田将暉ブームは続くと思う」
と言うのはテレビ関係者だ。
しょっちゅうテレビに出演しているということは、それだけ人気があるということ。
だが、それが恐ろしい”落とし穴”になることもあるという。
「同じ事務所の成宮寛貴の引退で、事務所の菅田プッシュはますます続き、今後はさらに露出が増えるはず。でもそれも考えもので、最近では“またコイツか”という声も聞かれる。まだ代表作と呼べるものがあるわけでもないのに飽きられると、急激に露出が減るのがこの世界の常。今年は数より質を選ぶべきでしょう」(芸能ライター)
菅田の芸能界で生き残るための戦いが始まろうとしている。