堀北真希 一時的に夫・山本耕史と離れて子供と北海道へ

2月28日、人気女優の堀北真希(28)が芸能界引退を発表した。
思えば、彼女は何かと発表が”突然”であることが有名だ。
俳優の山本耕史(40)とも、2015年に交際0日で結婚。
2016年12月には第一子が誕生している。
出産後の活躍も期待されていただけに、惜しむ声もあがっているが、堀北の決めた選択に応援するという人も多い。
そして、引退発表から10日もせず、堀北はまた驚きの行動に出たようだ。
ある日、都心のあるパチンコ店に山本の姿があったという。
そこは10年以上も通っている店らしく、関係者は
「多いときは週2くらいかな。『北斗の拳』の台がお気に入りで、黙々と打ってます。10万円以上勝つときもあれば、それ以上の額を負けて帰ることもある。お子さんが生まれてからも頻繁に来てます」
と話した。
子供はまだ生後3か月なのに、山本がパチンコ通いをしていることには事情があった。
「産後すぐの子育てって、ほとんど父親の出番はありませんからね。休日家にいると手持無沙汰になることも多く、ふらりと自分の時間を過ごすことも多かった。そうしているうちに、夫婦間に距離が生まれてきて…」(山本を知る芸能関係者)
第一子の性別は公に明かされていないが、堀北の知人によれば「元気な男の子」だという。
出産直後の嵐のような日常で、最初に変化したのは夫婦仲だった。堀北の知人が続ける。
「堀北さん似でとてもきれいな赤ちゃん。彼女も完全に子育てモードです。ただ初めての子育てですから、戸惑うことも多いようです。完璧主義な彼女ですから一息つく暇もなく世話に追われて、夜泣きもあるし、睡眠不足にもなるし、おまけに夫への食事の用意もしなければ、と疲れがたまっていった。
山本さんも積極的にイクメンしようとしていますが、生まれてすぐの赤ちゃんに父親ができることって少ないんです。おっぱいもおむつ替えも、基本は堀北さん。あやすといっても生後1~2か月の頃は反応があるわけでもない。山本さんは家にいてもボーッとするだけ。やることも手伝うこともなく、手もち無沙汰になって…。そんな夫の様子を堀北さんも気にしていたみたい。生活に徐々にズレが生まれていきました」
どの夫婦も経験したことがあるだろうすれ違いだったが、山本はこんなことを言っていたという。
「山本さん、都心の雑居ビルの一室で極秘裏にバーを経営していて、彼自身もよく顔を出しているんです。お子さんが生まれたばかりのある時、“うちもいろいろあるんだよ…”とボヤいていました。堀北さんが育児ストレスでピリピリしていたりすると、家族から離れた時間も欲しかったのでしょう。奧さんと子供が寝た後にフラリと顔を出して、夜遅くまで飲んでいくことが増えました」(バーの常連客)
そして年が明け、堀北と山本はこんな話し合いをした。
「“少し離れて暮らしてみようか”と。堀北さんはその方が彼も自由にできるしお互いストレスがないだろうと考えたようです。そして生後間もない赤ちゃんを連れて一時的に自宅を離れたんです。選んだ地は北海道。マスコミも知人もいないし、自然豊かで空気もきれい。赤ちゃんを育てる環境としては最高です。もちろん完全別居ということではなく、堀北さんが東京に帰ることもあるし、山本さんが会いにいくこともある。引退発表でまた周囲が騒がしくなるし、子供が落ち着くまでの一時的な避難という意味合いも強かったようです」(別の芸能関係者)
堀北は引退声明文で、「愛する家族との幸せを守るため」と綴っており、彼女は夫と距離を置いた。
この件についてNEWSポストセブンが堀北の両親に話を聞こうと都内の実家を訪れたが、終日インターホンの応答はなかったという。
山本の母親は、
「いえいえ。ないですよ、そうした話は。確かに私も北海道に行くことはありましたが、それは息子夫婦とは関係ないことです」
と語った。
山本の知人は、
「先日、堀北さんは東京に戻ってきました。赤ちゃんのお世話も手慣れたものに。少し距離を置いたおかげなのか以前より仲睦まじい雰囲気でした。最近は山本さんが家で食事を振る舞うことも多く、仲良くやっていますよ。それぞれのご両親の協力もあって、夫婦で外食に行くこともあるそうです。もちろん山本さんは今もパチンコに行くし、気の置けない仲間と遅くまで深酒することもあります。そのあたり、堀北さんもよく理解していますよ」
と夫婦仲に言及。
あまり多くの語らないゆえにミステリアスな雰囲気の漂う夫婦だが、第一子が加わった新生活はまだまだ始まったばかりだ。