木村拓哉「A LIFE」で、”このドラマは医学生に見せられない”と指摘されたセリフとは?

「A LIFE」で”医学生に見せられない”と指摘されたシーン

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元SMAP・木村拓哉主演のTBS系ドラマ『A LIFE ~愛しき人~』でのあるセリフが、医療業界で問題になっているという。
このドラマは木村が演じる医師が、責任回避ばかりを考えている病院の経営陣やライバルの医師たちに反発されつつも、難しい手術を切り抜けていくというもの。

ベテランの脚本家は、「分かりやすく言えば、『ドクターX』(テレビ朝日系)の男性版。しかしながら、ドクターXとは違い、台詞にうさんくささが残るのが気になります」と話す。

では、問題となったセリフとはどのようなものだったのだろうか?



「医師が失敗のリスクがあるかもしれない手術をするのに、軽々に『大丈夫です』なんて言うのは論外です。何のための“インフォームド・コンセント”か、という話になってきます。インフォームド・コンセントは、医療の同意を得ることではなく、患者視点を尊重した“説明と同意”です。患者にもある程度、責任を負担してもらい、コンプライアンス的に病院や医師の立場を守るため、患者と約束するのです」

と話すのは外科医だ。

医大の准教授も、

「冗談半分ですけど、木村拓哉のドラマは『いまは見ないでくれ』と学生に講義で伝えました」

と語るほどだ。

木村自身は、1月27日放送のラジオ『木村拓哉のWhat’s UP SMAP』(TOKYO FM)で、「大丈夫」というセリフについて時間を割いて熱く語った。

「大丈夫…この言葉は“何かが起こる”という魔法ではないですけど、どこか相手に、何か変化をもたらすことのできる“魔法の言葉”かなとは思っていますけどね」


医師であれば、大きな不安を抱える患者に対して「大丈夫」と声をかけてあげたいことはやまやまだろう。
だが、”医療”のことであるからこそ、簡単に口にしてほしくないとの現場の声もある。

「まあ医師の立場からは、『簡単に大丈夫と言わないでくれ』という気持ちで祈るように見ています。どうしても世間への影響があるためです。あの医者は『大丈夫と言わない』などと患者に批判されてはたまりません」(都内大学病院の外科医)



小さなことが大きなバッシングにつながる昨今。
医療ドラマはかなり神経をすり減らしてのぞまなければならないようだ。