「サヨナラ、きりたんぽ」タイトル変更へ

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テレビ朝日が、AKB48の渡辺麻友を主演に4月から放送を予定していたドラマ「サヨナラ、きりたんぽ」が、男性の局部切断をイメージしているとの批判が相次ぎ、タイトルを変更することを決めた。
秋田県観光戦略課あきたびじょん室によると、番組の概要は3月初旬にテレビ朝日のホームページで発表。
企画・原作は秋元康氏で、昭和11年に東京都内で女が交際中の男性の下腹部を切り取った阿部定事件をモチーフに制作するとされていた。
主演の渡辺もネットメディアの取材に対し、
「私が平成の阿部定?! いままで演じたことのない役柄です! 私自身も大きな挑戦となります」
と意気込みを語っていた。
しかし、「きりたんぽ」は男性の局部切断にかけているとされるため、秋田県のほか、きりたんぽを名産として売り出している大館市や鹿角市、北秋田市にも
「下品で不快」
との苦情が多く寄せられたという。
そのため、県あきたびじょん室は「郷土料理のイメージダウンにつながる」などとして7日、口頭でテレビ朝日に抗議を申し入れた。
同日、「タイトルを変更する」との回答があったという。成田光明室長は、
「番組でタイトルを使わないとともに、きりたんぽを一切、登場させないよう申し入れた。最終的な内容を確認したい」
とコメントしている。