【衝撃実話】生きる事に疲れた男が乗ったタクシー。運転手「…運賃は3万円になります。」 男「…表示だと3千円なんですが…」 →このタクシードライバーとの出会いがこの男の人生を大きく変えることに⇒その結果・・・

【衝撃実話】生きる事に疲れた男が乗ったタクシー。運転手「…運賃は3万円になります。」 男「…表示だと3千円なんですが…」 →このタクシードライバーとの出会いがこの男の人生を大きく変えることに⇒その結果・・・


 

男「…俺の言ったこと聞いてたか?」

女「聞いてたけど?」

男「…」

女「…何よ。」

男「…彼氏とうまくいってないんだな。」

女「早くいけば?」

男「お隣さんの悩みくらい聞いてくれてもいいだろ。」

女「彼氏にばれると怒られるから。」

男「俺なんか彼女なんていたこと無いんだぞ。」

女「そろそろ彼氏くるからそれじゃ。」

男「…3000円明日返すよ。」

女「分かった。」

男「…」

女「…変な事するなよー」

男「…ありがとう。」

男「そんじゃ、3000円。確かに返したからな。」

女「うん、確かに受け取った。」

男「それじゃ。」

女「どこ行くの?買い物だったらゴミ袋買ってきてよ。」

男「帰ってこないから。」

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女「え?」

男「…」

女「…旅行?引越し?」

男「…」

女「…」

男「お前に3000円も返したし、もう準備できたかなーって。」

女「…人生やめるの?」

男「まぁ頃合だよ。お前みたいなのと最後に会えて普通に話せたのも俺からしたら奇跡だよ。」

女「…マジで?」

男「たぶん…」

女「…」

男「それじゃな。」

女「…あの…ちょっと待ちなよ。」

男「気持ちが揺らぐからもうやめてくれ。」

女「…」

男「もう嫌なんだよ。何もかもが嫌なんだよ。」

女「…」

男「…そんじゃ。」

女「…」

男「ここでいいです。」

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タクシー運転手「…お客さん…ここら辺何も無いけど…」

男「友人が近くまで来てますから。」

運転手「…運賃は3万円になります。」

男「え?」

男「…表示だと3000円なんですが…」

運転手「ここでおろすわけには行かない。」

男「…」

運転手「…あんた変な事しにきたんじゃないのか?」

男「友人が」

運転手「ならそこまで連れて行く。君は何のためにここにきたんだ?」

男「…」

男「…生きるのが嫌になって…それで」

運転手「馬鹿たれが!!!!命を粗末にするんじゃない!!!!」

男「ひっ…う…ううう…うあああ…」

運転手「ただいま。」

運転手の奥さん「おかえりなさい。あら。」

男「…」

運転手「家出少年だよ。一日だけ預かろうと思ってな。」

運転手の奥さん「またですか…」

男「す、すみません…帰りますから…」

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運転手の奥さん「あら、いや違うのよ。この人よくそういって人連れてくるから。」

運転手「風呂でも入って飯でも食えば気持ちも落ち着く。」

男「…」

運転手「ここか?」

男「はい。」

男「…ありがとうございました。」

運転手「昨日言った事、忘れるなよ。」

男「はい。」

ガチャ

男「ありがとうございました。」

女の彼氏「それじゃ、また来るわ。」

女「うんっ」

女「…!あ…」

男「…」

ガチャン

家に入って少し経ってからベランダに出てみた。

カラカラ…

男「…ふー…」

女「…帰ってきたんだ。」

姿は見えないが彼女もベランダに出てたらしい。

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男「いきなり話しかけないでくれよ。」

女「洗濯物干してたから。」

男「…うん…」

女「…やめたの?」

男「止められた。タクシーの運転手さんに怒られた。説教された。」

女「…」

男「…疲れたから寝る。」

女「…あたしも洗濯物干そうっと…」

男「…」

女「おかえり。」

男「…ただいま。」

それから男はコンビニのバイトを始めていた。

タクシーの運転手から助けられてから2ヶ月が経っていた。

ガチャン

男「寒い!!ヒーターつけよう。」

男「給料入った。やった。何買おうかな…」

女「あたしは何もやってない!!!」

女の彼氏「この糞女!!!!!!」

女「う…うう…ううぁ…」

女の彼氏「泣けばすむと思ってるのがむかつくんだよてめぇ」

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男「…またか…」

男「そうだ…給料で運転手さんに何かお菓子でも買っていこう。」

男「…何か最近寒いよな。」

女「ならベランダ出てこなければいいじゃない。」

男「お前は寒くないのか?」

女「…寒い。」

男「なら何でベランダに出てきてるんだよ。」

女「…」

男「…」

女「あたしもしようっかな…」

男「…は?」

女「あんたみたいに誰かいい人が助けてくれないかなって思って…」

男「…」

女「…」

男「俺でよければ相談乗るけど。」

女「勘弁してよ。そんな人に相談しても。」

男「…」

男「彼氏とうまくいってないみたいだけど」

女「人と付き合ったことの無い人にはわからないよ。」

男「…付き合ってからも大変なんだな。」

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女「…」

男「最近気づいたんだけどさ。」

女「…何?」

男「…俺、お前のこと好きだわ。」

女「…」

男「いや、俺の話前から聞いてくれただろ。」

女「…告白かと思った。」

男「告白なんだ。」

女「…弱ってる女の子狙うって最低だと思わない?」

男「そういうの分からないんだ。付き合ったこと無いから。」

女「そっか…そうだよね…」

男「…そうなんだ。」

女「…男いる?」

男「うん…」

女「…」

男「…また喧嘩してた。」

女「…うん…」

男「別れれば?それで俺と付き合おう。」

女「…」

男「…」

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女「男変わったね。積極的になったっていうか…」

男「お前も何かおしとやかになったっていうか変わったな。前は俺をからかってたのに。」

女「元気が出ないだけだよ。」

男「…元気出せよ。」

女「…」

女「元気、元気出さなきゃだね…」

男「…」

女の彼氏「…」

女「う…うあ…あっ…」

女の彼氏「…」

女の彼氏「…何?」

女の彼氏「子供が出来た?」

女「…うん…」

女の彼氏「…」

男「今日も寒いな、早く帰って風呂入って暖まろう。」

女の彼氏「じゃあ…そういう事で…」

女「…」

女の彼氏「…」

ガチャン

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女「ううう…ううっ・・・」

男「寒い…早く部屋に…ッ」

ガチャガチャ

ガチャ

女「…男…」

男「…」

男「どうしたんだ?」

女「うああああああ…ううああ…あああ…」

女に抱きつかれたせいで買い物袋落ちた。

卵完全に割れた。

男「ちょ、お前どうしたんだよ。」

女「うあああ…うあああ…」

男「お前…卵が…」

男「…」

男「腹減ってないか?」

女「…」

男「何かあったの?」

女「…」

男「俺、寒いから風呂入ってくる。暖房器具ないから寒かったら毛布使ってくれ。」

女「…」

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男「…」

男「やっぱ風呂が一番だな。」

女「…」

男「…」

男「お前も風呂入る?」

女「…」

男「厭らしい意味じゃなくて普通にこの部屋寒いだろ。」

女「…うん…」

男「バスタオルそこあるから」

女「…」

男「…風呂でも入って飯でも食えば気持ちも落ち着く。」

女「…」

男「俺を止めてくれた人がそういってたんだ。」

女「…」

男「…何か作っとくから温まってこいよ。」

女「…あがったよ。」

男「温まったか?」

女「うん…」

女「…このヒーター使えないの…」

男「壊れてますからそれ。」

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女「…」

男「毛布ひとつしかありませんから。」

女「…」

男「…少し笑ったな、元気出たか?」

女「…」

男「さ、飯にしよう。」

女「ごちそうさま…」

男「おう。」

女「…毎日自分で作ってるの?」

男「いつもはレトルトとかカップ麺ばっかだよ。」

女「…」

男「飯食えって言った手前、レトルト出すわけにもいかないから作ったんだよ。」

女「…ありがとう。」

男「…」

女「…」

男「…さ、片付けるか。」

女「あたしが…」

男「いいよ。ゆっくりしててくれよ。」

男「…あのさ…」

女「…」

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男「…俺はお前のことが好きだから…嫌になったらいつでも来いよ。」

女「…」

男「…」

女「…あたし…子供できたみたい…なんだ…」

男「…」

女「…それでも男はあたしと付き合える…

男「…え…?」

女「…」

男「…」

女「…無理だよね。顔見れば分かるよ。」

男「…子供って…」

女「…帰るね…」

男「…」

キィ…

女「…ごはん…ありがと…」

ガチャン…

男「…」

プルルル…

―只今電話に出ることが出来ません。ピー音の後にお名前とご用件を入れてください―

バイトの店長「おい!男!!もう三日も無断欠勤なんてどういうつもりだ!?一度出て来い!」

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男「…」

男「…」

男「…」

男「…」

男「…なんだよ…何で…何でだよ…」

女「…もう三日も来ないんだ…子供できたって言う前は毎日来てたのに…」

女「…もう来ないんだ…」

女「…」

女「…」

女「…」

ザーッ…

タクシーの運転手「酷い雨だな…」

!!

運転手「この間の…びしょぬれじゃないか。どうしたんだ。」

男「どうしてなんですか!!!!」

男「どうして…うう…どうして彼女が…何でこんなことになるんですか…」

男「どうして、どうして…なんでなんですか!!!せっかく頑張って…頑張って生きていこうって思えたのに…何もかもうまくいくって思ってたのに!!」

男「どうして…どうして…」

運転手「…大体の事情は分かった…」

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男「……」

運転手「…どうして俺のところに来た?」

男「親に相談したけど…絶対に許さないって言われて…」

運転手「…そりゃそうだろうな。俺が親でも反対する。」

男「…」

運転手「…」

男「…」

運転手「…お前、変わったな。前着たときよりも男前になってるよ。」

男「…彼女に好かれたくて色々…」

運転手「そういう事じゃない。お前の頭は今その女の子のことでいっぱいなんだな…」

男「…」

運転手「前にあった時には自分、自分、それだけだっただろ?」

男「…」

運転手「…」

運転手「俺の意見を聞きに来たんだったな。」

男「…」

運転手「俺はお前は彼女とかかわるべきじゃないと思う。」

男「…」

運転手「お前は今感情的になりすぎてる…彼女が宿してる子供…それは彼女の彼氏の子供なんだろう。」

男「…」

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運転手「…なら、お前は部外者だ。」

男「…でも…」

運転手「…気持ちは分かる。だが俺ならその子は見捨てる。」

男「…」

男「…」

男「…帰ります…」

運転手「…飯は食っていかないのか?」

男「…要りません…」

運転手「…分かってるな?俺は反対だ。」

ガチャン…

運転手の奥さん「…あなた…」

運転手「…聞いてたのか?」

運転手の奥さん「…すみません…」

運転手「お前は俺が間違ってると思うか?」

運転手の奥さん「…あなたは正しいと思います…」

運転手「…」

運転手の奥さん「でも、あなたは間違った行動を取ったからあたしたちは今も一緒でいられます…」

運転手「…あの子にはつらいかもしれないが、誰かに自分の行動を支持してほしい、そんな気持ちでは駄目だ。」

運転手の奥さん「…」

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運転手「誰が反対しても、誰が批判しても、何を言われても…決めるのは自分であってほしい。」

運転手「そのためには今ここで私が彼の人生を決めてしまうわけにはいかない。」

運転手の奥さん「…あの子はどうするでしょうか?」

運転手「…」

男「…」

男「…何だよ…運転手さんも…」

男「…」

男「…」

男「…」

男「…」

男「…」

ピンポーン

ガチャ

男「…」

女「おはよ。」

男「…」

女「あたし、引っ越す事にするから。」

男「え…」

女「いろいろ迷惑かけてごめんね。」

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男「…」

女「大家さんにばれたみたいで出て行ってくれないかって言われちゃってw」

男「…」

女「…」

女「それじゃねっ」

男「お、おい…」

男「…」

女「…男もいい彼女見つけなよっ」

男「…」

女「もういや生きるのいやとか言ってた頃とは全然違うんだから。」

女「…っ…それじゃ…」

男「…待てよッ」

男「…子供…ッ…おなかの子供は…どうするんだよ!」

女「…離してよ…」

男「…だって」

女「どうしていいのかなんて分からないよ!!!」

男「…」

そして男の腕を振り払って女は走って行ってしまった…

気づけば追いかけてた。

走りながら妊婦は走らないほうがいいんじゃないかとかそういったことを考えていた。

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生まれてくる子供の名前とか、色々…それからの事とか…考えていた…

彼女は100mほど先のところで疲れて止まって泣いていた…

女「…う…うううあ…」

男「…」

何が正しいのかなんて俺は知らないし、今思った。

俺はこの世界が嫌いだ。

うまくいかないし、人生やめようと思った。

でも…変な運転手に会って結局生きて…彼女を好きになって…

馬鹿だ、俺は…彼女を抱きしめていた…

女「…えっ?…だめだよ・・・いやだ…」

女は抱きしめている俺の体から懸命に離れようとしていた…

すぐ離婚するかもしれないし、もう家庭内滅茶苦茶になるかもしれない。

彼女を抱きしめながら、後から後からこれからの不安が上がってくる…

怖い…俺みたいなのがそんなリスク追うなんて考えても見なかった

でも…楽しい事も浮かんでくる。

いろんなところに行って…手をつないで…大人なこともたくさんしたい…

言った。言ってしまった。

男「一緒になろう、俺はお前が好きだ!!!!!」

運転手の奥さん「…あの子どうしたかしらね…」

運転手「…」

運転手の奥さん「…」

運転手「俺の予想だけどな…」

運転手「あいつも相当頭悪いと思う…」

運転手の奥さん「…そうですね…頭は悪そうでしたね…」

運転手「…いい夫婦になるといいな。」

運転手の奥さん「…ええ」

運転手「…んじゃ、仕事行ってくる!」

運転手の奥さん「行ってらっしゃい。」

ガチャ

運転手「さ、頑張ろう。」