稲垣吾郎、ラジオ最終回でメンバーの思い代弁

明日、31日の大晦日をもって解散する国民的アイドルグループ・SMAPの稲垣吾郎(43)がパーソナリティーを務める文化放送「稲垣吾郎のSTOP THE SMAP」の最終回が29日、放送された。
稲垣がSMAPメンバーの胸中を代表し、ファンに向けてコメントした。
25年続いた番組が終わる間際、稲垣は
「SMAPとして一番長い番組なんですね。いろんな思いがありますけど、しんみりはなりたくない。番組は僕等SMAPにとっても大きな存在で、思い出はいっぱいありますよね」
と切り出した。
この番組は1991年にSMAP全メンバーが出演する形で開始し、その後、稲垣が単独で出演してきた。
「最初は生放送だった。西武園ゆうえんちから駆けつけて。(番組で)学んだこと、ファンのみなさんとの架け橋としてつないでくれたこと、感謝の気持ちでいっぱい。長い間応援してくださってありがとうございます。感謝でいっぱいです。(メンバーを)代表して話させていただいたてるような形になってますが、(メンバーの)みんなも思っていることだと思います」
とSMAPの歴史とそのまま重なる番組への思い出を振り返りながら、SMAPの思いを代表して感謝の気持ちをファンへ届けた稲垣。
25年の歴史に幕を閉じるこの日は「今週がラストの放送となります」と切り出し、5人がそろう“ラストステージ”となった26日放送のフジテレビ系「SMAP×SMAP」で歌った「世界に一つだけの花」や、「BEST FRIEND」「夜空ノムコウ」を流した。
後番組は来年1月5日スタートの「編集長 稲垣吾郎」(木曜、後9・00)。「SMAP」の冠を外し“女子力”の高さを公言する稲垣が「女性誌の編集長」としてトレンドを取り上げていく内容だ。
新番組を発表した今月15日に稲垣は「タイトルが変わって新しい感じにはしていきたいですが、今までの番組の感じも引き継いでいきたい」と“ストスマ”継承も誓っていた。
日本国民が最後まで聞きたかった、メンバーからの言葉。
稲垣がラジオで、ほんの少しでも発してくれた言葉を、ファンはどう受け止めただろうか。